ART
Gorodenkoff / Shutterstock.com
ファインアート、デジタルアート、写真など、注目のアーティストの作品をスタジオ展示。
(番組内のスタジオセットに作品を展示しています)
Art
2022年02月25日放送
日本美術界が注目する若きアーティスト。
絵画・彫刻・版画の技法を融合させた独自の技法「獏嵌」。
Kiyokawa Baku (清川漠) | 現代美術家
1996年、東京出身。
2020年、女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻卒業。
獏嵌(ばくがん)という独⾃の⼿法を⽤いて、実験的な作品に取り組む美術家。
女子美術⼤学では彫刻作品を制作しながら、ドローイングにも取り組み、より強い線を描くために、彫刻と版画、そして絵画の⼿法を組み合わせた制作⽅法、獏嵌(ばくがん)を⽣み出す。
透明なアクリル板の裏側に、⿊と⽩のアクリル絵の具を被せ、それを削り取るように彫って描き、そこに再び⿊と⽩のアクリル絵の具で彩⾊して作品を制作している。
2021年は、銀座蔦屋書店アートウォール・ギャラリー、日本橋三越本店美術サロン、亀戸アートセンターで個展を開催したほか、SPIRAL、biscuit gallery、MEDEL GALLERY SHUでグループ展にも参加。
cocoto(京都)での個展や、ArtasGallery(福岡)でのグループ展参加など、全国各地に発表の場を広げている。
「CAF賞2020」⼊選、2020年「SICF21」⽥中景⼦賞受賞。
ほか、個展、グループ展多数。
Interview
- Q アーティストになったキッカケを教えてください。
- A 既存のモノとモノの間にある境界線が曖昧になる程の新しいものを作り発表し続けることが大事だと考えたから。
- Q アーティストとして一番大切にしているモノ・コトは何ですか?
- A 今あるものを常に疑い取り残されているものがないか想像すること。
- Q 世界中の人々にメッセージをお願いします。
- A 区別は関係ない、清川漠にしか作れないものを死ぬまで制作し続けます。