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DANCER

コンテンポラリー、ヒップホップなど、様々なジャンルの注目のダンサーをオープニング映像で紹介。

(番組内のオープニング映像で紹介しています)

Dancer

2022年05月27日放送

2023年01月27日放送

仕事もダンスも生活も。
全て引っ括めて芸術探しの旅路。

Fujimoto Shigetoshi (藤本 茂寿) | 創作家、ダンサー

1993年12月31日生まれ。福岡県出身。森井淳に師事。大学入学後、大道具/舞台監督として活動。その後、匿名劇壇本公演「終末の予定」にて役者 デビューを果たし、以降多数の演劇作品に出演。在学中、矢内原美邦氏の作品『リアル・リアリティ』@上郷クローブ座に出演した事をきっかけに、卒業公演時には芝居と舞踊の両卒業公演に出演。 その際、ダンス的身体表現の可能性と価値を改めて感じ、ダンサーとして活動する事を決める。 卒業後はダンス作品に多数出演しつつ、国内ダンス留学5期生としても活動。平原慎太郎、山崎広太、井出茂太、余越保子、キム・ジェドク、黒須育海等、国内外の振付作品に出演。 自身も振付創作を行い、舞台上も日常も尊く価値のある瞬間の連続だと捉えた作品を発表し 『Yokohama Dance Collection19 CompetitionII』にてファイナリストとなる。 近年では『Tokyo2020 OPENING Ceremony』にダンサーとして出演をする傍ら、発表会 や展示会等のイベント業務や制作業務に携わり、社会/企業 + アート/ダンス の繋がりと価値 を模索。 また、大阪府立東住吉高等学校の非常勤講師として、他者とどの様にコミュニケーションが図 れるのかダンスを通じ教える一面や、MV出演、演出助手として海外同行、ミニイベントのテク ニカルスタッフ(音響、照明、進行)を担当するなど、活動分野は多岐にわたる。

Opening Performance Video

© kohigashi

どれだけ暗い世界でも、一筋光があればそこには無限の世界が広がる。
その儚い一瞬の時間だとしても、強く生きる姿を見せられればと思い踊っています。

足元が定まらず一歩踏み出す難しさ
先の景色はきっと見たことの無い世界が広がっていると
自身と世界へ希望を胸に
繰り返し進み続けた先で
自身の軌跡を振り返る

Interview

Qアーティストになったキッカケを教えて下さい。
A人は誰しもアーティストですしキッカケはいつも目の前にあるものと思います。私はその為の表現手段がダンスであり演劇であり、それは仕事と呼ばれる物とも何も変わらない意識です。強いて言えば、変わってるねと言われる事がとても嫌だと自覚してから、より自分のやる事に意味を求めるようになりました。これだけ社会が発達した中でも変わらず息苦しさや生き辛さが付いて回るのは、きっと誰しも「何か」を求めて生を受けたからであって、世界全人類 皆違って良いじゃないかと。明日も誰かの「何か」のキッカケだらけです。
Qアーティストとして一番大切にしているモノ・コトは何ですか?
A柔軟な思考は持ったまま自分の根幹を曖昧にしない事です。生活も芸術なので、その生活の中で何故良いと思ったのか、違うと思ったのか、漠然と していても感覚的でも自分で答えを出せるように。その為には自分の根幹が曖昧では駄目だと思っています。時間がかかっても柔軟な思考も忘れずに。
Q世界中の人々にメッセージをお願いします。
A芸術と呼ばれる多くの作品達は、自身また他者の代弁をおこなっていると言っても過言ではないと思います。そんな力を皆さんは何処かに持っていると思い感じるのです。身近な人も、大切な人も、そんなあなたが大好きなはず。世界は丸くて巡る。私はダンスで皆さんと巡り会いたいと思います。