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DANCER

コンテンポラリー、ヒップホップなど、様々なジャンルの注目のダンサーをオープニング映像で紹介。

(番組内のオープニング映像で紹介しています)

Dancer

2022年06月24日放送

創り続けること。考え続けその先に見えるもの。
武道の歩みは舞踊の先へ。

Kobayashi Moe (小林 萌) | ダンサー、振付家

1996年生まれ、東京出身。5歳から始めた空手で初段をもつ。13歳からダンスを始めた際、身体表現の世界に魅かれる。その後大学在学中にダンスユニット「odd fish」を結成。そこから創作活動を本格的に始めていく。
幼い頃からダンスをやってきた訳ではなく、踊りに対してコンプレックスを持った事が多くあったが、バックボーンが空手だからこそ出せる踊りのキレや重心の置き方、振付けの特殊さは各イベントで定評を得る。
2018年には韓国で作品を上演、若手ダンサー達の登竜門である、横濱ダンスコレクション コンペティションII 若手振付家部門にて、2020年にファイナリスト、2021年にはアーキタンツ・アーティスト・サポート賞を受賞。国外へ作品を発表する機会を獲得できるコンペティションである、SAI DANCE FESTIVAL にて 2021年に Duo Dance Festival(Korea)と Seoul International Choreography Festival(Korea)に招聘され、作品を上映。同年には単独公演『ON AIR』を実施するなど年々活動の幅を広げる。
自身の作品を日本にとどまらず、世界へと発表の場を広げ、より多くの人とのコミュニ ケーションを行い、自らの力を成長させて行きたいと考えている。また、芸術に対する 関心が世界的に見ると希薄な日本において、刺激となる存在を目指す。

Opening Performance Video

©Shun NAKAMURA

湿度、音、匂い、気配、視線、色を俯瞰しながら感じ、身体に反応させる。
多くの呼吸の音が聞こえてきて焦り、喧しいが生きていることを実感し、愛おしくなる。

Interview

Qアーティストになったキッカケを教えて下さい。
A一度就職もしましたが、踊りから遠ざかることがとても苦しくて、生きた心地がしませんでした。だったら好きなことを仕事にできるくらい頑張るしかない。と決心し、この道に進みました。"続けることも才能のひとつ"という、恩師からの言葉にも背中を押されて今があります。
Qアーティストとして1番大切にしているモノ・コトは何ですか?
A常に創り続けることです。踊っているだけでは私の場合、人形になりかねないので、今感じること、思うことを自ら作品化することを大切にしています。
Q世界中の人々にメッセージをお願いします。
A自分の身体と意志がある限り私たちは自由で何だってできると思います。人生も一度きりならば何も恐れずに挑戦して沢山の人と出会い、時間を共にしたいです。ダンス、芸術という繋がりの中であなたに出会える日を私は待ち望んでます。