ART
Gorodenkoff / Shutterstock.com
ファインアート、デジタルアート、写真など、注目のアーティストの作品をスタジオ展示。
(番組内のスタジオセットに作品を展示しています)
Art
2022年08月26日放送
視覚と認知の揺さぶり、
人間が絵画を創造すること
©Oka Haruka
©Matsuoka Yuzuho
Matsuoka Yuzuho (松岡柚歩) | アーティスト
[ステートメント]
この作品に現れているパターンの層は、絵の具で形作られた絵そのものであるという面と、パネルと抽象的な形の絵の具の間に挟まることで生まれる新しい支持体としての面を持ち合わせている。
そのどちらとも規定されていない以上、視覚情報から得るものと記憶にずれが生じる。
また、物質感を併せ持つ色彩が強い抽象的な色面を複数画面上に構成することにより、隣り合った色面が作用し合い、私たちの視覚を刺激している。
複雑なパターンと単純な色面を同時に目の前にした時、どちらかだけを見ることが出来無くなってしまう。
曖昧な視点から見るものは、不安定であるからこそ新しい景色が見える。
この作品に現れているパターンの層は、絵の具で形作られた絵そのものであるという面と、パネルと抽象的な形の絵の具の間に挟まることで生まれる新しい支持体としての面を持ち合わせている。
そのどちらとも規定されていない以上、視覚情報から得るものと記憶にずれが生じる。
また、物質感を併せ持つ色彩が強い抽象的な色面を複数画面上に構成することにより、隣り合った色面が作用し合い、私たちの視覚を刺激している。
複雑なパターンと単純な色面を同時に目の前にした時、どちらかだけを見ることが出来無くなってしまう。
曖昧な視点から見るものは、不安定であるからこそ新しい景色が見える。
[略歴(ショート)]
1996年 兵庫県生まれ。
2021年 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻 修了。
1996年 兵庫県生まれ。
2021年 京都造形芸術大学(現・京都芸術大学)修士課程芸術研究科美術工芸領域油画専攻 修了。
主な展覧会歴として、
2022年 個展「ピースとホール」(haku kyoto・京都)、「ARTISTS′FAIR KYOTO 2022」(京都文化博物館 別館・京都)
2021年 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」(丸ビル1階マルキューブ・東京)、「exhibition from shu」(ygion・京都)、「DAWN-EXPOSITION 2021.04-」(銀座蔦屋書店・東京)、「2020年度京都芸術大学卒業制作展・修了展」(京都芸術大学・京都)
2020年 「シェル美術賞2020」(国立新美術館・東京)。
2022年 個展「ピースとホール」(haku kyoto・京都)、「ARTISTS′FAIR KYOTO 2022」(京都文化博物館 別館・京都)
2021年 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」(丸ビル1階マルキューブ・東京)、「exhibition from shu」(ygion・京都)、「DAWN-EXPOSITION 2021.04-」(銀座蔦屋書店・東京)、「2020年度京都芸術大学卒業制作展・修了展」(京都芸術大学・京都)
2020年 「シェル美術賞2020」(国立新美術館・東京)。
主な受賞歴として、
2021年 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」Proactive賞
2020年 「シェル美術賞2020」学生特別賞
2019年 「2018 年度京都造形芸術大学卒業作品展」優秀賞。
2021年 「ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2021」Proactive賞
2020年 「シェル美術賞2020」学生特別賞
2019年 「2018 年度京都造形芸術大学卒業作品展」優秀賞。
©Matsuoka Yuzuho
©Matsuoka Yuzuho
©Matsuoka Yuzuho
©Matsuoka Yuzuho
©Matsuoka Yuzuho
Interview
©Matsuoka Yuzuho
©Matsuoka Yuzuho
- Q アーティストになったキッカケを教えて下さい。
-
A
絵を描き続けたかったから。
続けることに説得力が必要だと思ったから。
- Q アーティストとして一番大切にしているモノ・コトは何ですか?
-
A
考えること。疑問を持つこと。
正解が見つからないものに対しても、手が動かないような時でも、思考し続けることが大切だと思う。
あとは、人に何かを伝えたいと思うこと。
- Q 世界中の人々にメッセージをお願いします。
-
A
美術館やギャラリーに行ったり、家に飾ってある作品を見て、素敵だな、気になるなと思う時間が増えて欲しいなと思います。
アーティストとして、それ以上に幸せなことはありません。