DANCER
コンテンポラリー、ヒップホップなど、様々なジャンルの注目のダンサーをオープニング映像で紹介。
Dancer
2022年08月26日放送
生き様を踊る。
まだ見ぬ景色、言葉、感情。
私の知らないワタシに出会う時間。
Furusawa Miki (古澤美樹) | ダンサー
3歳からヒップホップ、バレエを始める。
ストリートダンスからジャズダンスまでオールジャンルを習得。
2008年、「World Hiphop Championship 2008」にてジュニア部門優勝を機に多数のコンテストで入賞。
2011年、代々木第一体育館にて行われた「Michael Jackson Tribute Live」ではJackson's×AIのバックダンサーを務める。また、イギリス大使館にて日本代表としてパフォーマンスをするなど多くのライブ、イベントに出演。
2018年、日本大学芸術学部演劇学科卒業。大学進学を機に、東京カランコロン、ディーンフジオカ、milet等のMVにダンサーとして出演する他、日生劇場オペラ『ヘンゼ ルとグレーテル』劇団少年社中、CHAiroiPLIN等ダンサー・俳優として多くの作品に携 わる。
また、舞台やアーティストのライブ、横浜ダンスコレクション 2019 コンペティションIIファイナリストに選出されるなど振付家としても活動。
コンテンポラリーダンスとHiphop Jazzを織り交ぜた独自のスタイルで世界観を表現する。
Opening Performance Video
一つの空間、そこに存在しうる物語を想像する。聞こえる音に身を任せる。
あるはずもない言葉が、私の身体と共に動きとなって産まれてくる。
言葉と音を纏った身体は、観る人の感性と、想像力によって如何様にも形を変える。
自分の表現を通して、物語の紡ぎ合いをしていくような、そして踊り手と観客の五感を共有するような、
そんな思いで踊っています。
Interview
- Qアーティストになったキッカケを教えて下さい。
- A3歳からダンスを始め、ヒップホップの世界大会で優勝したり歌手のバックダンサーをしたりと、高校生まではキッズダンサーとして活動をしていました。
“踊る”ということが、食事や睡眠と同じくらい当たり前に存在していた日々の中で、このままではきっと、踊ることに楽しみを見出せない人生になると、新しい表現を求めて出会ったのが“演劇”でした。豊かな想像力で溢れる空間、言葉を伴った身体。人間の動き一つが、こんなにも様々な表現に見えるのかとその面白さに気づいた時、自分がアーティストになろうと最初に思ったタイミングです。
- Qアーティストとして一番大切にしているモノ・コトは何ですか?
- A「死守せよ、だが軽やかに手放せ」
ピーター・ブルックという演出家の言葉です。自分の信念や軸はブレないように、でも常に疑いながら、変わっていくことを恐れずに。その柔軟さを大切にしています。
- Q世界中の人々にメッセージをお願いします。
- A踊る、ということはある種祈りのような行為な気がします。この表現が、自分の肉体が、どうかあなたの心のどこかに届きますようにと。ダンスは言葉なんて無くても、身体一つで心の通じ合いができる。そんな素晴らしいギフトで世界のまだ見ぬあなたと繋がれることに私は本当に感謝です。
出会えた方の人生に、少しでも影響できるような、そんな表現者でいたいと思います。