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DANCER

コンテンポラリー、ヒップホップなど、様々なジャンルの注目のダンサーをオープニング映像で紹介。

(番組内のオープニング映像で紹介しています)

Dancer

2022年01月28日放送

踊って生に食らい付く。感情剥き出し心情表現。全身全霊ポエトリー。

TAKAMURA TUKI (高村月) | ダンサー

1997年生。兵庫県出身。ダンス歴15年。エモーショナルダンサー。
9歳でダンスを始めて直ぐに「ダンサー」になる事を決意。12歳でチーム「TUKIとKUMA」を結成。振付構成を自分達で手掛け、数々のコンテストや大会などで優勝、入賞を果たし、アジア大会では日本代表を務めた。2019年、幼少の頃から学んだ多ジャンルに渡るダンス技術と心情表現が評価され、東京で活動を開始する。同年にアオイヤマダとのユニット「アオイツキ」を結成。その後、エモーショナルダンサーとしてKing Gnu や大橋トリオなど様々なアーティストのMV出演や振付を担当。
NHK紅白歌合戦には第70回にMISIA「アイノカタチメドレー」第71回にLiSA「鬼滅の刃メドレー」に出演する。2020年には米津玄師のツアーライブ"HYPE"に参加。
2021年7月、オリンピック組織委員会が主催するTOKYO2020 NIPPON FESTIVAL「わっさい」の振付をアオイツキで担当。そして同年9月には演劇舞台「ぼくらが非情の大河をくだる時」(清水邦夫作)にて詩人役を演じるなど、俳優としても活動中。

Opening Performance Video

動画撮影 Yuma Takeda
駐車場

冬のコンクリートに裸足で立つ。
ひんやりと懐かしい寂しさが、足裏を伝って全身に巡る。その記憶の冷たさは、ゆっくりと心に手を伸ばす。その瞬間、心がボゥッと燃え上がる。「凍えてたまるか」という感情が、僕の身体を躍らせる。冷たければ冷たい程に、燃え上がってゆく自分の心。焼いて溶かして消化して、次の踊りの糧にする。
そんな人生の在り方を、冬の冷たい駐車場で表現しました。

Interview

Qアーティストになったキッカケを教えてください?
A幼稚園生の頃、夏祭りの夜。曲は「MOSKAU」
野外舞台の上で、それはそれは楽しそうに踊る大学生。忘れもしません。
あの時、彼等の踊りは波紋となって客席を飲み込みました。客席から一人、また一人と踊り始め、気がつくとその場に居る大勢の人が踊り出していました。砂埃の舞う中、僕も無我夢中で踊りました。初めて感じる高揚感と幸福感。そして人々の一体感。
あの時の感覚が忘れられず、今も踊り続けています。
Qアーティストとして一番大切にしているモノ・コトは何ですか?
A「勇気」
何かを始める時、また、締めくくる時。
何かを伝える時、また、受け取る時。
どんな時も必要とされるモノは、勇気です。
勇ましくあるコト。あり続けるコト。
それが全ての起点だと思っています。
Q世界中の人々にメッセージはありますか?
A遥か遠い昔から、人々はダンスと共に在りました。
ダンスは歴史を紡ぎます。そして自由です。あらゆる垣根を超えられます。
皆さんが心のままに身体を動かす時、皆さんのダンスが生まれます。皆さんの歴史が生まれます。それは紡がれ繋がり縁となり、また新しいダンスを生むでしょう。
人の数だけ歴史が在り、人の数だけダンスが在る。僕は世界中の皆さんと、そして皆さんのダンスと出逢いたいです。
だからいつかシャルウィダンス。愛を込めて。